19 2026.06

「ふるさと納税」補助金がルール違反? 千葉県銚子市が制度を撤回(朝日新聞) - Yahoo!ニュース

千葉県銚子市が、ふるさと納税に関連して導入していた独自の補助金制度を撤回する決定を下しました。この制度が、ふるさと納税のルールに違反する可能性が指摘されたためです。

・ふるさと納税制度の現状
ふるさと納税は、応援したい自治体に寄付をすることで、寄付者は地域の特産品などを返礼品として受け取り、税金の控除が受けられる制度です。地方創生の一環として始まりましたが、近年では自治体間の過度な返礼品競争が問題視されてきました。国はこれを受け、寄付額に占める返礼品の調達費率を3割以下にするなど、制度の適正化を図るための厳しいルールを設けています。

・銚子市の補助金制度と指摘された問題点
今回、銚子市が導入していた補助金制度は、ふるさと納税の寄付者に対して特定の条件で補助金を交付するというものでした。しかし、この仕組みが、ふるさと納税制度の本来の趣旨や、国が定める返礼品に関する既存のルールに抵触する可能性があると指摘されました。具体的には、実質的に返礼品の上限を超えるような優遇につながる恐れがあり、公平性を欠くとの見方が示されたとされています。

・制度撤回に至る経緯
外部からの批判やルール違反の可能性に関する指摘を受け、銚子市は制度の継続について検討を重ねました。その結果、市は当該補助金制度がふるさと納税の健全な運用に支障をきたす恐れがあると判断し、撤回することを決定しました。

今回の銚子市の事例は、各自治体がふるさと納税制度を運用するにあたり、国の定めるルールや制度の本来の目的を遵守することの重要性を改めて浮き彫りにしました。ふるさと納税が地域活性化に貢献しつつ、引き続き公平性と透明性を保った形で運用されるよう、自治体には一層の慎重な対応が求められます。