15 2025.06

福岡:ふるさと納税の返礼品に「耐震診断」、2万円の寄付で…県内16万戸が耐震不足の可能性 - 読売新聞オンライン

福岡県で、ふるさと納税の返礼品として「住宅の耐震診断」が提供されていることが話題になっています。なんと、2万円の寄付で、専門家が自宅の耐震性をチェックしてくれるというものです。

この取り組みの背景には、福岡県内の住宅の耐震性の低さが潜んでいます。県内の約16万戸もの住宅が耐震基準を満たしていない可能性があると推測されており、地震大国日本において、これは深刻な問題です。 老朽化した住宅が多いことや、過去の耐震基準が現在の基準に満たないといった点が原因と考えられます。

返礼品として耐震診断を提供することで、住民は比較的容易に自宅の安全性を確認できるようになります。 診断の結果、耐震補強が必要と判断された場合、国や自治体の補助金制度を活用することも可能です。 2万円という寄付額は、耐震診断にかかる費用としては比較的安価であり、経済的な負担を抑えながら安全性を確保できる点が大きなメリットと言えるでしょう。

この画期的な取り組みは、単なるふるさと納税の返礼品にとどまりません。住民の防災意識を高め、地震災害への備えを促進する効果も期待できます。 自治体にとっても、住民の安全・安心を確保する上で重要な役割を果たしており、他の自治体への波及効果も期待されるでしょう。 寄付を通じて地域貢献を行うとともに、自身の家の安全を確認できるこのシステムは、まさに一石二鳥と言えるのではないでしょうか。 今後、この取り組みが他の地域にも広がり、より多くの住宅の耐震化が進むことを期待したいところです。