26 2026.05

ふるさと納税手数料、引き下げを 総務相「自治体の負担軽減」(共同通信) - Yahoo!ニュース

ふるさと納税制度を巡り、総務省がポータルサイト運営事業者に対し、掲載手数料の引き下げを要請する方針を固めました。この動きは、制度の健全な運用と自治体の財政的な負担軽減を目指すものです。

・総務大臣が手数料引き下げを要請
武見敬三総務大臣は、ふるさと納税の仕組みにおいて、各自治体がポータルサイトに支払う掲載手数料が高止まりしている現状を指摘しました。寄付額が増加する一方で、自治体が受け取る寄付金から手数料が差し引かれるため、実質的な収入が減少しているケースも見られます。このため、総務省としては、手数料の適正化を図り、自治体の財政的な負担を軽減することを強く求めています。

・楽天グループの株価が急落
この手数料引き下げ要請の報道は、ふるさと納税のポータルサイトを運営する企業にも大きな波紋を広げました。特に、大手ポータルサイトの一つである楽天ふるさと納税を運営する楽天グループの株価は、この報道を受けて急反落する事態となりました。これは、手数料収入の減少が業績に影響するとの懸念から、市場が敏感に反応したためとみられます。

・制度の趣旨と今後の展望
ふるさと納税は、応援したい自治体に寄付することで税制上の優遇を受けられる制度として、多くの寄付者に利用されています。しかし、その運営にはポータルサイトの存在が不可欠であり、サイト運営事業者は寄付者と自治体をつなぐ重要な役割を担っています。今回の手数料引き下げ要請は、制度が本来目指す「自治体への応援」という趣旨をより実効性のあるものにするための取り組みと言えるでしょう。今後、ポータルサイト運営事業者側がこの要請にどのように対応するのか、その動向が注目されます。