03 2025.05

24年度のふるさと納税、過去最高へ ポイント禁止の影響は「未知数」 - 日本経済新聞

・2024年度のふるさと納税、過去最高を記録する見込み
2024年度のふるさと納税制度において、寄付額が過去最高を更新する見通しであることが明らかになりました。この制度は、納税者が応援したい自治体に寄付を行うことで、税の控除を受けつつ、その地域の特産品などを返礼品として受け取れる仕組みとして、多くの国民に利用されています。近年、その人気は着実に高まりを見せ、地方自治体の財源確保にも大きく貢献しています。納税者の地域貢献への意識の高まりや、魅力的な返礼品の多様化が、この好調な推移を後押ししていると考えられます。

・ポイント制度禁止の影響は不透明
しかしながら、制度を取り巻く環境には大きな変化がありました。2024年度より、ふるさと納税における「ポイント」の付与が禁止されたのです。このポイント制度は、一部の自治体が寄付額に応じて独自に発行し、高額な返礼品や商品券などと交換できる仕組みとして運用されてきました。しかし、過度な返礼品競争につながるとして、国が是正に乗り出した形です。この措置は、ふるさと納税本来の趣旨である自治体への応援や地域活性化に焦点を当てることを目的としています。

・今後の動向に注目が集まる
このポイント禁止措置が、今後のふるさと納税の総額にどのような影響を与えるかは、現時点では「未知数」とされています。ポイントを目当てに寄付を行っていた層の動向や、各自治体が新たな魅力的な返礼品や寄付の使い道を打ち出せるかどうかが、今後の寄付額を左右する重要な要素となるでしょう。制度の健全な発展と、地方創生への貢献が期待される中、今後の推移に注目が集まっています。ふるさと納税が引き続き国民の支持を得て、地域経済に活力を与えることができるか、その動向が注目されます。