31 2026.07

ふるさと納税、神奈川県の控除額985億円で過去最高 横浜は全国最多 - 日本経済新聞

ふるさと納税制度が全国的に活況を呈する中、神奈川県がその中心的な存在として大きな注目を集めています。2023年度の住民税から控除されるふるさと納税額が、神奈川県全体で985億円に達し、過去最高額を記録したことが明らかになりました。

・**神奈川県、過去最高の控除額を記録**
この985億円という数字は、神奈川県に住む多くの人々が全国各地の自治体へ寄付を行い、その恩恵として住民税などから差し引かれる金額の総計です。年々増加傾向にあるふるさと納税ですが、今回の記録更新は、神奈川県民の制度利用がさらに拡大していることを明確に示しています。

・**横浜市が全国トップに**
神奈川県の中でも、特に横浜市が全国の市区町村で最も多くのふるさと納税控除額を計上しました。これは、横浜市民が全国各地の魅力的な返礼品や応援したい自治体を選び、多額の寄付を行っている結果と言えます。大都市圏の住民が制度を積極的に活用している実態が浮き彫りとなり、その影響力の大きさを改めて示しました。

・**ふるさと納税制度の背景**
ふるさと納税は、出身地や応援したい地域に寄付をすることで、その寄付額の一部(自己負担分2,000円を除く)が住民税などから控除される仕組みです。寄付先の自治体は財源を確保し、寄付者は返礼品を受け取ることができるため、全国的な地域活性化と税の再配分に貢献する制度として定着しています。今回の神奈川県や横浜市の控除額の動向は、この制度が地域経済に与える影響の大きさを物語っています。