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播磨町では1軒のみ「干しだこ」づくり最盛期 ふるさと納税返礼品や学校給食にも|東播 - 神戸新聞

播磨町に冬の到来を告げる、伝統の「干しだこ」づくりが最盛期を迎えています。町内では唯一の製造元が、丹精込めてたこを干し上げる作業に追われており、その光景はまさに播磨の冬の風物詩となっています。

・受け継がれる伝統の技
この干しだこづくりは、播磨町に古くから伝わる食文化の一つです。しかし、手間と時間がかかるため、現在では町内でこの伝統の技を受け継ぎ、製造販売しているのはわずか一軒のみ。熟練の職人が、新鮮なたこを丁寧に捌き、潮風と冬の澄んだ空気の下でじっくりと乾燥させることで、たこ本来の旨味をぎゅっと凝縮させています。

・凝縮された海の恵み
寒風にさらされたたこは、水分が抜けることで独特の風味と歯ごたえが生まれます。噛めば噛むほどに深い味わいが広がり、酒の肴としてはもちろん、炊き込みご飯や煮物など、様々な料理に活用できる逸品として親しまれています。

・地域の誇りを全国へ、そして子どもたちへ
この貴重な干しだこは、播磨町のふるさと納税返礼品としても人気を集め、全国の食卓へ届けられています。地域の特産品として、播磨町の魅力を発信する重要な役割を担っているのです。
さらに、地元の子どもたちの学校給食にも提供されており、地元の豊かな海の幸と、それを加工する伝統の技に触れる貴重な機会となっています。地域の子どもたちが郷土の味に親しみ、食文化を学ぶ一助にもなっていることでしょう。

播磨町唯一の干しだこは、単なる食品に留まらず、地域の歴史と文化、そして未来へと繋がる大切な宝物として、これからも多くの人々に愛され続けることでしょう。