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ふるさと納税 体験型返礼品の開発強化 岡山県方針、マラソン出走権好評受け - 山陽新聞

ふるさと納税の返礼品として、地域の特産品だけでなく「体験」を提供する動きが全国で加速する中、岡山県がこの「体験型返礼品」の開発と提供を一層強化する方針を打ち出しました。これは、これまで提供してきたマラソン大会の出走権が寄付者から大きな好評を得たことを受けたものです。

・マラソン出走権が火付け役
岡山県が返礼品として提供してきたマラソン大会の出走権は、県内外のランナーから高い人気を集めてきました。単なる物品の贈呈に留まらず、地域のイベントに参加し、その土地の空気や魅力を肌で感じられる「コト消費」のニーズを捉えた成功事例として注目されています。寄付者は、ふるさと納税を通じて、健康増進という個人の目的と地域貢献を同時に果たすことができ、これが好評の大きな要因となったと考えられます。

・地域資源を活かした新たな「体験」へ
このマラソン出走権の成功を受け、岡山県は今後、さらに多様な体験型返礼品の開発に力を入れていく方針です。豊かな自然、歴史文化、産業技術など、岡山県が持つ多岐にわたる地域資源を最大限に活用し、寄付者が「ここでしかできない」と感じるような特別な体験を創出することを目指します。例えば、地域の自然を満喫できるアクティビティ、伝統工芸や文化に触れるワークショップ、地元の食材を使った料理体験など、寄付者の興味を引く魅力的な企画が期待されます。

こうした体験型返礼品の強化は、単に寄付額を増やすだけでなく、寄付者が実際に地域を訪れるきっかけを作り、観光振興や地域経済の活性化、さらには「関係人口」の創出にも繋がる重要な戦略となります。岡山県は、ふるさと納税を通じて地域と寄付者との新たな繋がりを育み、持続可能な地域づくりを目指していくことでしょう。