29 2025.11

(3ページ目)ふるさと納税でも「新米が売れない」 米農家の最悪のシナリオは「仮払金返納」 鈴木農水相は「農協」の代弁者か - AERA DIGITAL

日本の食卓に欠かせない「米」。その生産を担う全国の米農家が、今、かつてない厳しい現実に直面しています。新米の収穫期を迎えるにもかかわらず、販売不振が深刻化しており、その影響は「ふるさと納税」の恩恵をもってしても払拭しきれない状況です。

・ふるさと納税でも新米が売れない現状
消費者の米離れや、市場への供給過多といった構造的な問題に加え、物価高騰が家計を圧迫する中で、米の購入を控える動きも指摘されています。かつては需要を喚起する役割も期待されたふるさと納税も、競争激化や供給量の多さから、米農家全体の販売不振を根本的に解決するには至っていません。多くの米農家が、丹精込めて育てた新米の行き場を見つけられずに苦悩しています。

・米農家の最悪のシナリオ「仮払金返納」
この販売不振が招く最悪のシナリオとして、多くの米農家が懸念しているのが「仮払金返納」です。通常、農家は収穫前に、生産資金として農協などから仮払金を受け取ります。しかし、収穫後の米が計画通りに売れなかったり、想定よりも価格が低迷したりした場合、この仮払金との差額を農家が返納しなければなりません。これは、ただでさえ厳しい経営を強いられる農家にとって、新たな借金を背負うに等しい、まさに死活問題となる可能性があります。長年培ってきた技術と労力が報われず、負債だけが残る状況は、日本の農業の未来に暗い影を落とします。

・鈴木農水相は「農協」