29 2025.10

「水揚げの8割9割が死滅」広島・呉市が「ふるさと納税」 返礼品の生カキ提供と寄付受け付けを一時停止 - FNNプライムオンライン

広島県の豊かな海が育む名産品、生カキが今、深刻な危機に直面しています。呉市では、海水温の異常な上昇が原因とみられるカキの大量死が発生。水揚げされるカキの実に8割から9割が死滅するという壊滅的な被害が確認され、地元漁業はかつてない窮地に立たされています。この由々しき事態を受け、呉市は人気のふるさと納税返礼品である生カキの提供と、関連する寄付の受け付けを一時停止する異例の措置を発表しました。

・**カキ養殖に壊滅的打撃**
地元漁業関係者からは、今シーズンに入ってからカキの大量死が相次ぎ、その被害規模は計り知れないとの声が上がっています。本来ならば収穫期を迎え、豊漁が期待される時期にもかかわらず、養殖いかだから引き上げられるカキのほとんどが死んでいるという痛ましい状況が続いており、カキ漁を営む人々は大きな経済的打撃を受けています。

・**原因は海水温の異常上昇**
この大規模なカキの大量死の主な原因として、専門家や関係者の間では、例年にない海水温の異常な上昇が強く指摘されています。カキは水温の変化に非常に敏感な生き物であり、急激な環境変化が大量死に直結したと考えられています。同様の問題は呉市だけでなく、他のカキ養殖地域でも懸念されており、広範囲にわたる海洋環境の変化がカキ産業全体に影響を及ぼしている可能性が示唆されています。

・**ふるさと納税の受付を一時停止**
こうした深刻な状況を受け、呉市は全国から高い人気を集めていたふるさと納税の返礼品「生カキ」の提供を一時的に見合わせることを決定しました。それに伴い、生カキを目的とした寄付の受け付けも停止する措置を取っています。市は、寄付をしてくれた方々に対し、良質な生カキを責任を持って届