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鎌倉「スラムダンク踏切」警備員費用をふるさと納税で 地元の声受け [神奈川県] - 朝日新聞

神奈川県鎌倉市にある、アニメ「スラムダンク」のオープニングに登場する情景を彷彿とさせることで知られる「鎌倉高校前駅近くの踏切」は、国内外から多くのファンが訪れる人気スポットです。しかし、観光客の急増に伴い、安全面や地域住民の生活環境に深刻な問題が生じています。

・**観光客急増が生む課題**
この踏切は、江ノ島電鉄の線路と海、そして坂道が織りなす美しい景色が、アニメ「スラムダンク」の聖地として特にアジア圏からの観光客に絶大な人気を誇っています。しかし、その人気ゆえに、線路内への立ち入り、踏切内での危険な撮影行為、さらには周辺道路での路上駐車といったマナー違反や危険行為が多発。地元住民からは、安全への懸念や日常生活への影響を訴える声が強く上がっていました。

・**市が講じる対策と費用**
こうした状況を受け、鎌倉市は観光客の安全確保と住民生活の平穏を守るため、警備員の配置を決定しました。警備員は、危険行為の阻止や交通整理、マナー啓発などを行い、観光客と住民双方にとってより良い環境づくりを目指します。しかし、2024年度の警備員配置にかかる費用は約1000万円と試算されており、この財源確保が課題となっていました。

・**ふるさと納税で支援を募る**
そこで市は、この警備員費用をまかなう新たな財源として、ふるさと納税の寄付金を活用する方針を打ち出しました。地元住民の切実な要望に応え、観光地としての魅力と住民生活の調和を図るための取り組みです。この仕組みを通じて、全国からの支援を募り、地域が抱える課題解決に繋げたい考えです。

・**持続可能な観光地を目指して**
鎌倉市は、この「スラムダンク踏切」が持つ魅力を損なうことなく、誰もが安心して楽しめる持続可能な観光地であり続けることを目指しています。ふるさと納税を通じた支援は、この美しい景観と文化を未来へと繋ぎ、観光客と地域住民が共存できる環境を築くための重要な一歩となるでしょう。