26 2025.09

ふるさと納税、4市町除外 募集費用が基準超過 - 南日本新聞

・ふるさと納税制度、4市町が対象外に – 募集費用超過が原因

ふるさと納税制度において、寄付募集にかかる費用が国の定める基準を超過したとして、複数の自治体が制度の対象から除外されることになりました。この措置により、対象となった4市町への寄付は、ふるさと納税としての税控除を受けられなくなります。

・ふるさと納税の仕組みと基準

ふるさと納税は、応援したい自治体に寄付をすることで、その金額の一部が所得税や住民税から控除される制度です。寄付者は自治体から特産品などの返礼品を受け取ることができ、地域の活性化や財源確保に貢献しています。しかし、この制度には、過度な返礼品競争や募集費用の高騰を防ぐため、総務省が定める厳格なルールが存在します。特に、寄付募集にかかる費用(返礼品の調達費用、広報費、事務手数料など)の合計が、寄付額の5割以下に抑えることが義務付けられています。

・基準超過と除外の影響

今回、この費用割合の上限を守れていなかったと判断された4市町は、制度の対象から除外されることになります。これは、これらの自治体への寄付が税控除の対象外となることを意味します。結果として、寄付者にとっての魅力が大きく損なわれるため、当該自治体への寄付が大幅に減少する可能性が高く、自治体にとっては貴重な財源を失う重大な事態となります。

・制度の健全な運用を促す

今回の除外措置は、ふるさと納税制度の公平性と健全性を維持するためのものと考えられます。各自治体には、制度の趣旨を理解し、適切な募集費用で魅力的な返礼品を提供することが、今後ますます求められるでしょう。