19 2025.09

「ゲノム編集魚」養殖場を閉鎖 京都大学発ベンチャー「撤退でなく撤去」 ふるさと納税の返礼品にも(京都新聞) - Yahoo!ニュース

・ゲノム編集魚の養殖場が閉鎖へ

京都大学発のベンチャー企業が運営する「ゲノム編集魚」の養殖場が、この度閉鎖されることになりました。食料問題の解決や持続可能な養殖業の実現に向け、次世代の技術として期待が寄せられていたゲノム編集魚の生産拠点の一つが、その役目を終えることとなります。

・ベンチャー企業は「撤退でなく撤去」を強調

今回の養殖場閉鎖について、関連する京都大学発のベンチャー企業は「撤退ではなく撤去」であると説明しています。これは、ゲノム編集魚事業そのものからの撤退を意味するのではなく、特定の養殖施設を解体し、運用を終了する意図があることを示唆しています。事業の継続や、より効率的な体制への移行、あるいは新たな場所での展開といった可能性を残しつつ、施設運用の見直しを図る方針とみられます。

・成長促進技術で注目されたゲノム編集魚

ゲノム編集魚は、特定の遺伝子を操作することで、天然の魚と比較して成長速度が向上したり、可食部が増加したりといった特徴を持つように改良された魚です。限られた資源の中で効率的に食料を生産する技術として、その開発と実用化には大きな期待が寄せられてきました。

・ふるさと納税の返礼品としても提供

このゲノム編集魚は、一部の自治体でふるさと納税の返礼品としても提供されていました。これにより、最先端の技術で生産された食材が一般消費者にも届き、ゲノム編集技術への理解を深める機会となるとともに、地域経済の活性化にも貢献していました。今回の養殖場閉鎖が、今後のゲノム編集魚の流通や普及にどのような影響を与えるのか、その動向が注目されます。