16 2025.09

変わるふるさと納税、仲介サイトのポイント付与は9月まで - 日本経済新聞

■記事の内容

ふるさと納税制度、ポイント付与に変化

・9月以降、仲介サイトのポイント付与は終了

今年9月以降、ふるさと納税で寄付を行う際に、多くの仲介サイトが提供してきたポイント付与サービスが終了します。これは、総務省がふるさと納税制度の運用を見直し、不適切な還元競争を抑制するための方針転換によるものです。これまで、高額なポイント還元を謳うサイトも多く存在し、寄付の目的が「自治体への貢献」から「ポイント獲得」へと歪む懸念がありました。

・制度の見直しと背景

総務省は、ふるさと納税制度の本来の目的である地方創生を促進するため、制度の透明性と公平性を高めるべく、様々な改革を進めています。ポイント付与の制限もその一環で、過度な競争によって自治体間の負担格差が生じることや、納税者の選択が歪められることを防ぐ狙いがあります。 具体的には、サイトが独自に付与できるポイントの上限を設けるなど、より健全な運営を促すための規制強化が図られています。

・納税者への影響と対応

ポイント付与が終了することで、納税者にとっては寄付額に対する還元率が低下する可能性があります。しかし、これは制度の健全化に向けた必要な措置であり、長期的な地方創生の観点から理解する必要があります。 今後、ポイント還元を期待せず、純粋に自治体への貢献を目的とした寄付を選択する納税者が増加すると予想されます。

・今後のふるさと納税

9月以降もふるさと納税制度自体は継続されます。 ポイント還元がない分、寄付先を選ぶ際には、自治体の魅力や返礼品の質などをより慎重に検討することが重要になります。 各自治体のウェブサイトなどを活用し、自分の寄付がどのように活用されるのかを理解した上で、寄付先を選択することが求められます。 制度の変更によって、ふるさと納税の在り方が大きく変わる転換期を迎えていると言えるでしょう。

【まとめ】