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ふるさと納税で得をしているのは誰 経費率5割で自治体は「赤字」 公金流出に歯止めを 経済24時 - 産経ニュース

## ふるさと納税、その「お得」の裏側で何が起きているのか?自治体を悩ませる「経費率5割」の現実

近年、地域活性化と納税者への魅力的な返礼品で人気を集めるふるさと納税制度。しかし、その華やかなイメージの裏で、制度の持続可能性を揺るがす深刻な問題が浮上しています。

・**寄付金の半分が消える「経費率5割」の衝撃**
産経ニュースの報道によると、ふるさと納税にかかる経費が、寄付額の実に5割にも達するケースがあるという衝撃的な実態が明らかになりました。これは、寄付された金額の半分が、返礼品の原価、梱包・送料、仲介サイトへの手数料、広報宣伝費といった制度運営のためのコストとして費やされていることを意味します。

・**多くの自治体が「赤字」に陥る構造**
この高額な経費率が、多くの自治体を実質的な「赤字」に追い込んでいます。寄付金からこれらの経費を差し引いた残りが自治体に入りますが、寄付者は居住地の自治体から税控除を受けるため、寄付を受け入れた自治体は、実質的に手元に残る金額よりも多くの経費を負担している状況が発生し得るのです。本来、地域の住民サービスや活性化策に充てられるべき公金が、制度運営のコストとして外部に流出していると指摘されており、これが「公金流出」と問題視されています。

・**制度本来の目的と乖離する懸念**
ふるさと納税は、地方への寄付を通じて地域を応援し、活性化を促すことを目的としています。しかし、高騰する経費や自治体の赤字化といった現状は、制度本来の趣旨から大きく乖離しつつあることを示唆しています。誰が本当にこの制度で得をしているのか、という根本的な問いが投げかけられています。

この状況に対し、制度の健全性を保ち、本来の目的を達成するためには、経費率の適正化や制度設計そのものに対する抜本的な見直しが喫緊の課題となっています。公金の使われ方として、より透明性があり、持続可能なふるさと納税制度のあり方が模索されています。