16 2026.07

企業版ふるさと納税、不交付団体にも適用拡大を 鎌倉市議会、意見書を可決 - カナロコ

鎌倉市議会、企業版ふるさと納税の適用拡大を提言:不交付団体への門戸開放を

・鎌倉市議会が制度改正を求める意見書を可決
鎌倉市議会は、地方創生を目的とした「企業版ふるさと納税」制度について、適用範囲の拡大を求める意見書を可決しました。この意見書は、現在制度の恩恵を受けにくいとされている「不交付団体」にも、企業からの寄付を受け入れる道を開くことを国に提言するものです。

・「不交付団体」への適用拡大を要望
「企業版ふるさと納税」は、企業が地方公共団体に寄付を行うことで、税制上の優遇措置を受けられる制度です。これにより、企業の社会貢献活動と地方の活性化を同時に推進することが期待されています。しかし、現状では地方交付税の交付を受けない、いわゆる「不交付団体」(財政力が強く、自前の財源で行政運営が可能な自治体)は、この制度の対象外となるか、恩恵を受けにくいケースが多く存在します。

・多様な地域課題解決への期待
不交付団体であっても、地域経済の活性化、子育て支援、環境保全、文化振興など、多岐にわたる地域課題を抱えており、その解決には企業の資金やノウハウが不可欠な場合があります。今回の鎌倉市議会の意見書は、こうした財政力の強い自治体であっても、企業版ふるさと納税を通じて地域課題に取り組む機会を広げるべきだという考えを示しています。制度が拡大されれば、より多くの地域で企業と自治体が連携し、地方創生がさらに加速することが期待されます。この動きは、地方自治体の多様なニーズに応える制度設計への一歩となるでしょう。