28 2026.05

「ふるさと納税」で世田谷区から流出した住民税、今年度は134億円…前年度から9億7000万円増加 - 読売新聞

大都市の財政を圧迫する「ふるさと納税」制度は、地方創生を促す一方で、人口の多い自治体にとっては深刻な税収流出を引き起こす課題となっています。東京都世田谷区も例外ではなく、その影響が顕著に現れています。

・**世田谷区の深刻な税収流出**
今年度、世田谷区からふるさと納税によって他の自治体へ流出した住民税の総額は、なんと134億円に達しました。これは、約94万人もの住民を抱え、多様な行政サービスを提供するために多額の財政を必要とする世田谷区にとって、非常に大きな負担となります。区の重要な財源である住民税の一部が、ふるさと納税を通じて他地域へと移転している状況が浮き彫りになっています。

・**止まらない増加傾向とその背景**
この流出額は前年度と比較して9億7000万円もの大幅な増加となっており、流出額の増加幅としては過去最高を記録しました。制度が広く浸透し、多くの住民がふるさと納税を利用するようになるにつれて、大都市からの税収流出は加速の一途をたどっています。この傾向は、住民が自身の居住地以外の