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<QAで解説>ふるさと納税 総務省、事業者の手数料は「高額」 - 毎日新聞

## ふるさと納税、高額手数料に総務省が「待った」!自治体の本音と今後の行方は?

人気のふるさと納税制度に、新たな波紋が広がっています。総務省が、寄付を集めるポータルサイト運営事業者へ支払われる手数料について、「高額」であると指摘し、引き下げを強く要請する方針を打ち出しました。

・**高額手数料の実態**
総務省によると、2022年度にふるさと納税で集まった寄付金のうち、ポータルサイト事業者へ支払われた手数料の総額は、なんと約1379億円に上るとのこと。林総務大臣はこの状況に対し、「まさに公金」であるという認識を示し、現状の手数料水準に懸念を表明しています。寄付された税金の一部が、自治体のために使われるどころか、多額の手数料として流れている実態に、国がメスを入れる形です。

・**総務省、手数料引き下げを要請へ**
この巨額の手数料を問題視した総務省は、ふるさと納税のポータルサイト運営事業者に対し、手数料の引き下げを求める方針を固めました。制度の健全な運用と、寄付金がより有効に活用されることを目指します。

・**自治体の葛藤と本音**
一方で、ふるさと納税を受け入れる自治体からは複雑な声が聞かれます。「手数料が10%かかるのは確かに高い」と感じつつも、「ポータルサイトの集客力はすごい」と、その効果を認める意見も少なくありません。多くの自治体が、ポータルサイトの持つ広範なリーチと手軽な手続きによって、全国からの寄付を効率的に集めているのが現状です。手数料が下がれば自治体の財政負担は軽減されますが、それによって集客力が落ちることを懸念する声も一部にはあるようです。

・**今後のふるさと納税制度に与える影響**
総務省の要請が実現し、手数料が引き下げられれば、自治体はより多くの寄付金を地域振興や住民サービスに充てられるようになります。しかし、ポータルサイト側の対応や、それがふるさと納税全体の仕組みにどのような影響を与えるのか、今後の動向が注目されます。ふるさと納税が、寄付者、自治体、そしてポータルサイト運営者の間で、より公平で持続可能な制度へと発展していくかどうかの岐路に立たされています。