28 2026.02

【環境省委託事業】TNFD情報開示とネイチャーポジティブを加速。国内初「自然共生サイト支援証明書」取得をガイドする自治体寄附募集動画を公開 - 朝日新聞

環境省は、企業活動における自然環境への配慮を一層推進するため、国内外で高まる「ネイチャーポジティブ」への動きと「TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)」に基づく情報開示を加速させる新たな取り組みを発表しました。この度、国内初となる「自然共生サイト支援証明書」の取得を指南する自治体寄附募集動画が公開され、その内容が注目を集めています。

・**自然環境への意識変革を促す国際的な潮流**
近年、企業が自然資本に与える影響や依存度を評価し、その情報を開示する「TNFD」の動きが世界的に広まっています。これは、生物多様性の損失を止め、回復軌道に乗せることを目指す「ネイチャーポジティブ」という目標と深く結びついており、持続可能な社会の実現に向けた企業の役割がますます重要視されています。

・**国内初の「自然共生サイト支援証明書」とは**
今回の取り組みの核となるのが、国内で初めて導入される「自然共生サイト支援証明書」です。これは、生物多様性の保全や持続可能な利用に貢献する地域や活動を支援し、その取り組みを公的に認めることで、企業や自治体がネイチャーポジティブへの貢献を具体的に示すことを可能にするものです。この証明書は、企業が環境関連の情報開示を進める上でも重要なツールとなり、投資家や消費者への信頼性向上にも繋がると期待されています。

・**自治体寄附募集動画が示す支援の輪**
「自然共生サイト支援証明書」の取得を促進するため、環境省の委託事業として自治体への寄附を募る動画が公開されました。この動画は、証明書取得のプロセスを分かりやすくガイドするだけでなく、地域における自然共生の取り組みを支援し、より多くの主体がネイチャーポジティブな活動に参加するための資金を募るものです。全国各地で自然と共生する社会づくりが進むよう、広く国民や企業の理解と協力を呼びかけています。

この一連の取り組みは、日本が国際的な環境保全目標達成に貢献し、企業が持続可能な経営へと移行するための強力な後押しとなるでしょう。