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「寂しい限り」ブリ不漁でひみ寒ぶり宣言の見通し立たず ふるさと納税にも影響 氷見市(北日本放送) - Yahoo!ニュース

氷見市の冬の象徴「ひみ寒ぶり」が、今年は厳しい現実に直面しています。例年、冬の到来とともに活気づくはずの氷見漁港ですが、深刻なブリの不漁により、そのブランドの証である「ひみ寒ぶり宣言」が見送られる可能性が高まり、関係者からは「寂しい限り」との声が上がっています。

・「ひみ寒ぶり宣言」の重要性
富山県氷見市が誇る「ひみ寒ぶり」は、特定の条件を満たした最高級のブリにのみ与えられる称号です。毎年、漁獲量や品質が一定の基準に達すると「ひみ寒ぶり宣言」が発表され、全国の食通を魅了する冬の味覚の本格的な到来を告げてきました。この宣言は、氷見市の冬の風物詩であるだけでなく、地域経済を潤す重要なイベントであり、その年のブリの豊漁を象徴するものでもあります。

・深刻なブリ不漁の現状
しかし、今年のブリは記録的な不漁に見舞われており、漁獲が極めて少ない状況が続いています。宣言に必要な漁獲量や品質の確保が困難であるため、このままでは宣言そのものが見送られるという、異例の事態となる懸念が高まっています。これは、氷見の漁業にとって極めて深刻な問題です。

・ふるさと納税への影響も懸念
この不漁は、氷見市の財源にも大きな影を落としています。特に、人気の高い「ひみ寒ぶり」は、ふるさと納税の返礼品として全国から多くの寄付を集める目玉商品です。宣言が見送られ、提供できるブリが減少すれば、ふるさと納税の寄付額にも直接的な影響が出ることが懸念されており、市の財政計画にも影響を及ぼす可能性があります。

・地域経済全体への打撃
地元漁業関係者だけでなく、観光業、飲食店、加工業者など、氷見市全体の経済は「ひみ寒ぶり」に大きく依存しています。今回の不漁は、これらの関連産業にも甚大な影響を及ぼし、地域全体の活気にも水を差すことになりかねません。関係者は、一刻も早い状況の好転と、今後の漁模様に期待を寄せています。