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「ふるさと納税」ポイント廃止の余波Kuradashi、続出する行き場を失った「ロスおせち」をレスキュー - 時事ドットコム

ふるさと納税の制度変更が、予期せぬ形で日本の食卓に新たな課題をもたらしています。これまで多くの寄付者に利用されてきた「ふるさと納税」のポイント制度が廃止されたことにより、年末の需要予測が難しくなり、結果として「ロスおせち」が大量発生する事態が相次いでいるのです。

・制度変更の余波で発生する「ロスおせち」
ふるさと納税は、寄付を通じて地域を応援し、そのお礼として自治体から返礼品を受け取る仕組みです。かつては、寄付額に応じてポイントが付与され、後日そのポイントで好きな返礼品を選べる制度がありました。しかし、このポイント制度が廃止されたことで、年末に集中する寄付の動向や、返礼品としての需要に変動が生じています。特に、季節性が高く大量生産されるおせち料理は、需要予測のずれが直接在庫過多につながりやすく、通常の販路では販売しきれない「行き場を失った」状態に陥るケースが続出しています。これらはまだ美味しく食べられるにもかかわらず、廃棄の危機に瀕している食品ロスの一部です。

・社会貢献型ECサイト「Kuradashi」のレスキュー活動
こうした状況に対し、食品ロス削減を目指す社会貢献型ショッピングサイト「Kuradashi(クラダシ)」が積極的に救済に乗り出しています。Kuradashiは、まだ美味しく食べられるにもかかわらず、賞味期限が近い、パッケージに傷がある、規格外品である、あるいは過剰生産などの理由で通常の流通に乗らない商品を、お得な価格で消費者に提供するプラットフォームです。今回、行き場を失った大量の「ロスおせち」をメーカーや自治体から引き取り、サイトを通じて販売することで、廃棄されるはずだったおせちを消費者の食卓へ届けています。

・食品ロス問題への新たな視点
Kuradashiのこのような取り組みは、単なる売れ残り品の処分に留まらず、年間500万トンを超えると言われる日本の食品ロス問題への意識を高める上で重要な意味を持ちます。ふるさと納税という社会貢献の仕組みから