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抽象絵画のパイオニア・村井正誠さん作品、返礼品に 流出額全国5位の世田谷区「ふるさと納税」 - 東京新聞デジタル

東京都世田谷区は、ふるさと納税の新たな返礼品として、日本の現代美術界に大きな足跡を残した抽象絵画のパイオニア、村井正誠氏の作品を採用することを発表しました。

・抽象絵画の巨匠、村井正誠氏の作品
村井正誠氏は、戦後の日本において抽象絵画の可能性を追求し、その発展に尽力した重要な画家です。彼の作品は、色彩と形態が織りなす独自の表現世界を構築し、多くの美術愛好家を魅了してきました。今回、その貴重な作品がふるさと納税の返礼品として提供されることで、文化的な価値を重視する寄付者からの関心が高まることが期待されます。

・税収流出対策としての文化的な魅力発信
世田谷区は、ふるさと納税による税収流出額が全国的に見ても深刻な状況にあり、直近のデータでは全国で5番目に高い流出額を記録しています。この課題に対し、区はこれまでも多様な返礼品を導入してきましたが、今回は単なる物品提供に留まらず、芸術作品という文化的な価値を前面に押し出すことで、他自治体との差別化を図ります。

・新たな寄付層へのアプローチ
村井正誠氏の作品を返礼品とすることは、美術や文化に関心の高い層へのアプローチを強化し、世田谷区の持つ文化的な魅力を全国に発信する絶好の機会となります。これにより、寄付を通じて区の文化振興を支援したいと考える新たな寄付者の獲得を目指し、深刻な税収流出問題の改善に繋げたい考えです。