05 2025.11

USJ入場券、大阪市のふるさと納税返礼品に 万博後の観光後押し - 日本経済新聞

大阪観光の新たな目玉!USJ入場券がふるさと納税返礼品で地域活性化へ

大阪市は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の入場券を、ふるさと納税の新たな返礼品として導入することを発表しました。この魅力的な取り組みは、寄付者にとって嬉しい選択肢が増えるだけでなく、2025年の大阪・関西万博後を見据えた大阪の観光振興と地域経済の活性化に大きく貢献すると期待されています。

・ふるさと納税でUSJ体験を
ふるさと納税は、応援したい自治体に寄付をすることで、その地域の特産品などを返礼品として受け取れる制度です。今回、大阪市が返礼品に追加するのは、国内外から絶大な人気を誇るUSJの入場券。これにより、寄付者は大阪を応援しながら、世界トップクラスのエンターテイメント体験を享受できる機会を得られます。USJは、スリリングなアトラクションや心躍るショー、季節ごとのイベントなど、訪れる人々を非日常の世界へと誘う魅力に溢れています。

・万博後を見据えた観光戦略
2025年に開催される大阪・関西万博は、多くの来場者で賑わうことが予想されます。しかし、万博終了後もその観光熱を冷まさず、持続的に大阪への誘客を図ることが重要です。USJ入場券のふるさと納税返礼品化は、この「万博後」の観光需要を強力に後押しする戦略的な一手となります。大阪の顔ともいえるUSJを返礼品にすることで、万博で大阪を訪れた人々が「また大阪に行きたい」「今度はUSJも楽しみたい」と感じるきっかけを生み出し、リピーターの創出に繋げたい考えです。

・大阪経済への波及効果に期待
この取り組みは、ふるさと納税による寄付金収入の増加だけでなく、実際にUSJを訪れる観光客の増加を通じて、大阪市全体の経済に好循環をもたらすことが期待されます。USJへの来場者が増えれば、周辺の宿泊施設、飲食店、交通機関など、幅広い分野で消費が拡大し、