05 2025.11

ふるさと納税 ポイント廃止前の9月寄付件数 駆け込みで前年比5倍に - テレ朝NEWS

ふるさと納税に異変!ポイント制度廃止直前、9月の寄付が前年比5倍の大幅増

・ふるさと納税、ポイント廃止前の駆け込み寄付が急増
ふるさと納税の寄付件数が、ポイント制度廃止を前に大きく跳ね上がったことが明らかになりました。特に9月は、ポイントが受け取れる最後の月だったため、多くの寄付者が駆け込みで利用し、前年の同じ時期と比較して実に5倍もの寄付件数を記録しました。この驚異的な伸びは、制度変更に対する寄付者の強い関心と、ポイント制度が持つ魅力の大きさを物語っています。

・9月の寄付件数、前年比5倍の異例な伸び
ふるさと納税は、応援したい自治体に寄付をすることで、寄付額から2,000円を超える部分が所得税や住民税から控除され、さらに地域の特産品などの返礼品を受け取れる制度です。これまで一部の自治体では、寄付額に応じて「ポイント」を付与し、寄付者は後日そのポイントを使って好きな返礼品を選べる仕組みを提供していました。このポイント制度は、複数の返礼品を比較検討したい寄付者や、返礼品の選択に時間をかけたい寄付者にとって、非常に魅力的な選択肢となっていました。

・ポイント制度とは? 廃止の背景
しかし、過度な返礼品競争を抑制するため、国はふるさと納税のルールを厳格化。その一環として、2023年10月からはポイント制度の提供が原則として廃止されることになりました。これにより、寄付と同時に返礼品を選ぶ形が主流となり、ポイントを貯めて後から選ぶという自由度は失われることになります。

・ふるさと納税の魅力と、今後の展望