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【ふるさと納税お礼品トレンド】制度改正直前にあたる9月は「とりあえず寄付」「高額寄付」「物価高対策」が3大トレンドに - 千葉日報オンライン

2023年9月、ふるさと納税の動向に大きな変化が見られました。制度改正を直前に控えたこの時期は、寄付者の行動に「とりあえず寄付」「高額寄付」「物価高対策」という三つの主要なトレンドが顕著に現れ、多くの人々が戦略的にふるさと納税を活用しました。

・制度改正前の「駆け込み寄付」が活発化
「とりあえず寄付」とは、制度改正によって現行の有利な条件が変更される可能性を考慮し、改正前に寄付を済ませておこうという動きです。具体的にどのような変更があるか未確定な段階でも、現在の基準で寄付を行うことで、返礼品の基準や経費に関する見直しが行われた後の影響を避けたいという寄付者の心理が働きました。特に、以前から目をつけていた返礼品がある場合や、寄付先の検討に時間をかけられない場合などに、この「駆け込み需要」が増加しました。

・控除上限額を意識した「高額寄付」の増加
9月は、年間の控除上限額を使い切る目的で高額な寄付を行う層が増える時期でもあります。制度改正への懸念に加え、年末に向けて自身の控除枠を最大限に活用しようとする意識が高まり、通常よりも高額な寄付を行うケースが目立ちました。日頃からふるさと納税を積極的に利用している方々が、この機会にまとまった金額を寄付し、より魅力的な返礼品や複数の自治体への寄付を通じて、満足度を高めようとする傾向が見られました。

・「物価高対策」としての実用的な返礼品への注目
長引く物価高騰は家計に大きな影響を与えており、ふるさと納税を賢い家計対策として活用する動きが顕著になりました。食料品や日用品など、日々の生活に欠かせない実用的な返礼品を選ぶことで、家計の負担を軽減しようとする寄付者が増加しています。特にお米、肉、魚介類といった食料品や、トイレットペーパー、洗剤などの生活必需品は、物価上昇の影響を強く受けているため、ふるさと納税を通じてこれらを