29 2025.09

ふるさと納税改正 令和7年10月1日から仲介サイトポイント付与禁止に - 税理士法人山田&パートナーズ

ふるさと納税制度が、令和7年10月1日より重要な改正を迎えます。これまで寄付者にとって魅力の一つとなっていた「ふるさと納税仲介サイトを通じた寄付に対するポイント付与」が、この日以降、禁止されることになります。

・**制度改正のポイント**
今回の改正の核心は、ふるさと納税の仲介を行うポータルサイトが、寄付者に対して独自にポイントを付与する行為が、令和7年10月1日以降、認められなくなる点です。これにより、寄付者は返礼品とは別に、特定のサイト独自のポイント還元を受けることができなくなります。

・**改正の背景と目的**
ふるさと納税は、地方の活性化を目的として、自治体への寄付を通じて税控除が受けられる制度です。しかし、一部の仲介サイトでは、寄付額に応じたポイント付与が行われ、これが実質的な還元率を高め、過度な競争を招いているとの指摘がありました。今回の改正は、こうした状況を是正し、ふるさと納税が本来持つ「地域を応援する」という趣旨に立ち返ることを目的としていると考えられます。寄付者が、ポイント還元ではなく、自治体の取り組みや返礼品の魅力、そして何よりも地域への共感を基に寄付先を選ぶことを促す狙いがあるでしょう。

・**寄付者への影響**
これまでポイント付与を重視して寄付先を選んでいた方にとっては、今後のふるさと納税の利用方法に変化が生じる可能性があります。今後は、純粋に返礼品の内容や、応援したい自治体の事業内容に注目して寄付先を選ぶことがより重要になります。仲介サイトも、ポイント付与以外のサービスや情報の充実で、寄付者の利便性を高めることが求められるでしょう。

この改正は、ふるさと納税制度がより健全に、そして本来の目的通りに運用されるための重要な一歩と言えます。寄付を検討されている方は、令和7年10月1日からの変更点に留意し、計画的に利用することが大切です。