28 2025.09

熊本・山都町が『ふるさと納税』の対象自治体の指定取り消し 寄付総額に占める募集費用が56.14%と国の基準に違反 2年間は指定受けられず - au Webポータル

熊本県山都町が、ふるさと納税の対象自治体の指定を一時的に取り消されることになりました。これは、寄付者から応援を募る大切な制度において、募集にかかる費用が国の定める基準を大幅に超えていたためです。

・**基準違反で指定取り消し**
総務省の発表によると、山都町が2022年度に受け入れたふるさと納税の寄付金総額に対し、募集にかかった費用が56.14%に達していたことが判明しました。ふるさと納税制度では、返礼品の調達費用や広報費用、事務費用などを含めた募集費用について、寄付総額の50%以下に抑えるという国の基準が設けられています。山都町はこの基準を上回ってしまった形です。

・**2年間の寄付受け入れ停止**
この指定取り消しにより、山都町は2024年6月1日から2年間、ふるさと納税制度を通じて寄付を受け付けることができなくなります。これは、地域の活性化や財政支援に欠かせない重要な収入源が途絶えることを意味し、町にとっては大きな痛手となるでしょう。

・**ふるさと納税制度の健全な運用を**
ふるさと納税は、寄付者が応援したい自治体を選び、その地域を支援できる魅力的な制度として多くの人々に利用されています。しかし、その健全な運用のためには、自治体が費用対効果を意識し、適正な範囲で募集活動を行うことが不可欠です。今回の山都町の事例は、全国の自治体に対し、改めて制度のルール順守と透明性の高い運営の重要性を示すものとなります。寄付者の信頼を損なわないためにも、各自治体にはより一層の適正な運用が求められます。